2009年03月29日
アメリカ海兵隊のドクトリン
半年以上、放置していました。 スミマセン。とっくに幽霊ブログとなったと思われた皆さん、、リハビリ兼ねて少しづつ更新していきますので、ながーい目で見てやってください。
今回はビジネス書のコーナーで意外なものを見つけました。
アメリカ海兵隊のドクトリン
北村 淳 (著), 北村 愛子 (著)
# 出版社: 芙蓉書房出版 (2009/02)
# ISBN-10: 4829504447
# ISBN-13: 978-4829504444
Amazonの紹介欄には下記の通り書いてあります
内容(「BOOK」データベースより)
欧米では、軍事分野はもちろん、ビジネス界でも機略戦(Maneuver Warfare)とOODAループ意思決定論の考え方が取り入れられている。米国海兵隊のドクトリンには組織論・意思決定法・戦略思考等のヒントが含まれている。スピード・ファクターを重視する機略戦の概念は日本企業との競争に打ち勝つためのタイム・ベース競争戦略として、米国企業などに受け入れられ、多くのビジネスリーダーがWARFIGHTINGを読んでいる。米国海兵隊の基本的知識をコンパクトにまとめた「米国海兵隊入門」を収録。
前書きを読んでみると、海兵隊員が平時、危機発生時、戦時において基礎となる考え方が書いてあり、具体的な行動や戦闘、戦術のやり方に言及しているわけではありません。 むしろ、海兵隊と言う組織に属する者が共有すべき価値観と本質について、基本から解説している、と言った内容です。
また、本書の目的の一つが、日米間での海兵隊に対するイメージギャップを埋めること、にあります。日本におけるアメリカ海兵隊の隊員の行動と言えば、沖縄での犯罪と言ったマイナスイメージが強く、半ば誤解されている部分が多い、ということが本書を読むと感じます。(と言っても、るっくなーは海兵隊員の日本国内での犯罪を擁護するつもりはまったくないですが。)
はっきり言いますが、ゲーマーにはつまらないと感じる本ですし、サバゲーに応用できる記述はまったくありません。 しかし、実社会で組織を運営する者には極めて実際的なことが書いてあり、考えさせられることが多い本です。
クラウゼビッツの戦争論、ジョミニの戦争概論、リデル・ハートの戦略論を読破し議論する覚悟のある方の入門書、と考えます。
今回はビジネス書のコーナーで意外なものを見つけました。
アメリカ海兵隊のドクトリン
北村 淳 (著), 北村 愛子 (著)
# 出版社: 芙蓉書房出版 (2009/02)
# ISBN-10: 4829504447
# ISBN-13: 978-4829504444
Amazonの紹介欄には下記の通り書いてあります
内容(「BOOK」データベースより)
欧米では、軍事分野はもちろん、ビジネス界でも機略戦(Maneuver Warfare)とOODAループ意思決定論の考え方が取り入れられている。米国海兵隊のドクトリンには組織論・意思決定法・戦略思考等のヒントが含まれている。スピード・ファクターを重視する機略戦の概念は日本企業との競争に打ち勝つためのタイム・ベース競争戦略として、米国企業などに受け入れられ、多くのビジネスリーダーがWARFIGHTINGを読んでいる。米国海兵隊の基本的知識をコンパクトにまとめた「米国海兵隊入門」を収録。
前書きを読んでみると、海兵隊員が平時、危機発生時、戦時において基礎となる考え方が書いてあり、具体的な行動や戦闘、戦術のやり方に言及しているわけではありません。 むしろ、海兵隊と言う組織に属する者が共有すべき価値観と本質について、基本から解説している、と言った内容です。
また、本書の目的の一つが、日米間での海兵隊に対するイメージギャップを埋めること、にあります。日本におけるアメリカ海兵隊の隊員の行動と言えば、沖縄での犯罪と言ったマイナスイメージが強く、半ば誤解されている部分が多い、ということが本書を読むと感じます。(と言っても、るっくなーは海兵隊員の日本国内での犯罪を擁護するつもりはまったくないですが。)
はっきり言いますが、ゲーマーにはつまらないと感じる本ですし、サバゲーに応用できる記述はまったくありません。 しかし、実社会で組織を運営する者には極めて実際的なことが書いてあり、考えさせられることが多い本です。
クラウゼビッツの戦争論、ジョミニの戦争概論、リデル・ハートの戦略論を読破し議論する覚悟のある方の入門書、と考えます。
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