2007年12月02日

射撃のツボ その2

 エアライフル(立射)の姿勢を思い出してみます。(反動がないエアライフルでの静的射撃です。)
・非利き手側の肩を標的に向ける
・肩幅よりやや広めのスタンスで立つ
・背筋を伸ばして軽くあごを引く
・非利き手を肘を下に折り曲げて軽くこぶしを握る。この時、肘は腰骨に当たるくらいに位置させ脇を締める
・利き手でライフルの銃把(グリップ)握り、軽く握った非利き手のこぶしにライフルを乗せる(手首は曲げない)
・床尾(パットプレート)腕のすぐ内側の肩に当てる
・出来るだけ頭を傾けないで銃の位置を調整して利き手側の頬骨を銃床にピタリとつける
 ここまでくるとライフルは非利き手のこぶし、頬骨、腕のすぐ内側の肩で固定されているはずです。(利き手は銃把に添えられている程度)
・標的に向けて照準を調整する
・利き手人差し指のみ一定速度で引き金を引き金を引く
 このとき呼吸はゆっくり吐き続けている途中で止める
 心臓の鼓動と鼓動の間でシアが開放されるようにする

 実際のエアライフル競技(60発/1時間45分、10mです)には、姿勢を固定するために革製のジャケット、パンツ、専用のシューズを使わないと成績は出ませんが、APS競技に応用が利く部分もありますのでご参考まで。 装薬を使う銃ではこの方法では銃は発射の反動で跳ねてしまうので、非利き手で銃をしっかり保持する必要がありますね。因みに近代の弾装付きライフル(M14等)では非利き手の位置にマガジンがくるのでこの方法は無理かと思います。 因みに通常時の心拍数が下がる「スポーツ心臓」にするために現役時代は走ってばかりいたことと、引き金を引くタイミングを計るためにドライファイアを繰り返していました。弾を撃てるのは申し訳程度で練習がつまらなかった記憶があります。




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Posted by ginkaku  at 20:20 │Comments(2)射撃のツボ

この記事へのコメント

>通常時の心拍数を下げる

ランニングにそのような効果があるとは意外です!
でも納得φ(.. )
ただでさえ本番に弱く小刻みになりがちなワタクシの鼓動も鍛えられるのかなぁ〜
Posted by ちーちゃん at 2007年12月03日 15:15

こんばんは〜

サバゲでスナイパーなんかやってると、敵を見つけただけで興奮してしまって、心臓、“ドックン、ドックン”といっていたころもありましたね。
今では、スカートの短いぢょしこーせーを見ると、、“ドックン、ドックン”してしまいます。
年をとるわけです・・・。

P.S.
週末の詳細、メールしました〜
Posted by 子連れ狼 at 2007年12月04日 01:10
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プロフィール
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 40過ぎたオヤジです。コクサイのスーパーウェポン>WAのBob・Chawと経路で劇的復活ですw。 学生時代には射撃部に所属、エア・ライフル撃ってました。 管理の手軽さからトイ・ガンです。
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