2009年11月12日

M8000Fの仕掛け

 結局、不調クーガーをバラしてわかったことは、インナーバレルアッシーがアウターバレルの中でキチンと固定されていないため、撃つたびに反動でインナーバレルアッシーがアウターバレル内でグラグラしているらしい、と言うことでした。 これはこの銃が採用している”ローティティンバレル”方式(いや、どんなブローバック方式でも)ではブローバックを阻害してしまいます。

以下KSCのサイトから引用させてもらいます。
M8000Fの仕掛け


”実銃と同じく、スライドの後退に合わせてバレルが左回転。スライドとバレルをロックしているラグ(刻印上方に露出している突起)が、真上になるとロックが解かれる。”

 つまりショーとリコイル時には、ガバ系の銃でアウターバレルがチルトダウンしている時にコイツはバレルをまわしているわけです。

バレル回転前
M8000Fの仕掛け



バレル回転後
M8000Fの仕掛け



アウターバレルが回っているとき(スライドは後退を始めています)にインナーバレルがグラグラしていると今度は戻ってきたスライドは閉まりません。

 仕方がないので、インナーバレルアッシーを止めている芋ネジがバカになっていないのを幸い、弱い接着剤で芋ネジをねじ込み、インナーバレルアッシーを固定してしまいました。

 その後、100発近く耐久試験をしましたが、給弾不良はゼロ、スライドの閉鎖不良もなくなりました。 給弾とスライドの閉鎖は問題ないのですが、弾がどっちに飛んでいくかは別問題でこれから調整です。





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Posted by ginkaku  at 20:20 │Comments(0)KSC

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 40過ぎたオヤジです。コクサイのスーパーウェポン>WAのBob・Chawと経路で劇的復活ですw。 学生時代には射撃部に所属、エア・ライフル撃ってました。 管理の手軽さからトイ・ガンです。
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