2007年11月06日
通販 〜まずは心得〜
最近はそうでもなくなってきましたが、本場のミリタリー、ポリスグッズってなかなか入手しづらいですよね。国内の有名店に通販でお願いするのが最もラクチンな方法です。 しかし、人と違ったモノが欲しい、とかサイズが合わない、とか在庫切れ、とか言う時には、海外(特に米国)の業者さんを使うことになります(つまり個人輸入ですね)。
条件としては、中学生レベルの英語が読み書きできること、クレジットカードを持っていることが必要とされるくらいです。
しかし、通販はある意味、バクチ、なのです。
1.頼んだ商品が違法品ではないか
ご存知の通り、火器類は保持自体も厳しく制限されており、輸入にも厳しい制限がかけられています。法律には次の通りの記述があります。
関税定率法第21条(輸入禁制品)
次に掲げる貨物は、輸入してはならない。
〜略〜
二 けん銃、小銃、機関銃及び砲並びにこれらの銃砲弾並びにけん銃部品。ただし、他の法令の規定により輸入することができることとされている者が当該他の法令の定めるところにより輸入するものを除く。
〜略〜
2 税関長は、前項第一号から第六号まで又は第九号に掲げる貨物で輸入されようとするものを没収して廃棄し、又は当該貨物を輸入しようとする者にその積戻しを命ずることができる。
また、関税法では「五年以下の懲役若しくは三千万円以下の罰金」という罰則があり、関税定率法では、「税関長は、前項第一号から第六号まで又は第九号に掲げる貨物で輸入されようとするものを没収して廃棄し、又は当該貨物を輸入しようとする者にその積戻しを命ずることができる」
つまり、厳密に言えば、ノバックのサイトやパックマイヤーのグリップも正規の法律では違反品なのです。 サイトやグリップを扱っている業者さんは予め書類を提出して正規ルートで輸入しているのです。また銃砲店で扱っている実銃はもちろん正規ルートで許可を取って輸入しているのです。 海外の通販サイトで買い物をするときに一番注意することはこれに引っかからないか、に尽きます。
2.頼んだ商品が正しく配達されるか
他の国はわかりませんが、アメリカ人は達筆(笑)です。正しい住所が記載されず、配達されないことが時々起こりえます。
3.頼んだ商品がただしいものか
頼んだ商品の色、サイズ、左右の違い、型番、なんてハッキリ言って間違ってることが良くあります。荷物が届いたらよく確かめましょう。
4.支払い時の外貨換算レートが不利にならないか(タダでさえクレジットカードの決算レートは高い)
クレジットカードを使って決済をするので、カード会社の手数料が上乗せされます。さらに最近は為替レートの変動が激しいので、オーダーしたときは円高でも決済時には円安なんて起こりえます。5%位は価格が上下すると思ってください。買ってお徳かはよく考えましょう。 国内の業者さんをよく探してもなければ海外通販です。
5.請求書に金額は正しいか
東洋人は暗算能力が優れているのでまずありませんが、アメリカからの通販では計算しくじって$10位多めに請求されたりします。 悪気はないと思いますが、インボイス(請求書類)の金額を確かめておきましょう。
後は送料ですね。早く欲しいからといって、国際宅急便のSpecialDeliverlyなんて指定しようものならとんでもない送料がかかります。 U.S.Postの航空便またはSALで十分です。
次回以降からは使ったことがあるお店を紹介していきます。
条件としては、中学生レベルの英語が読み書きできること、クレジットカードを持っていることが必要とされるくらいです。
しかし、通販はある意味、バクチ、なのです。
1.頼んだ商品が違法品ではないか
ご存知の通り、火器類は保持自体も厳しく制限されており、輸入にも厳しい制限がかけられています。法律には次の通りの記述があります。
関税定率法第21条(輸入禁制品)
次に掲げる貨物は、輸入してはならない。
〜略〜
二 けん銃、小銃、機関銃及び砲並びにこれらの銃砲弾並びにけん銃部品。ただし、他の法令の規定により輸入することができることとされている者が当該他の法令の定めるところにより輸入するものを除く。
〜略〜
2 税関長は、前項第一号から第六号まで又は第九号に掲げる貨物で輸入されようとするものを没収して廃棄し、又は当該貨物を輸入しようとする者にその積戻しを命ずることができる。
また、関税法では「五年以下の懲役若しくは三千万円以下の罰金」という罰則があり、関税定率法では、「税関長は、前項第一号から第六号まで又は第九号に掲げる貨物で輸入されようとするものを没収して廃棄し、又は当該貨物を輸入しようとする者にその積戻しを命ずることができる」
つまり、厳密に言えば、ノバックのサイトやパックマイヤーのグリップも正規の法律では違反品なのです。 サイトやグリップを扱っている業者さんは予め書類を提出して正規ルートで輸入しているのです。また銃砲店で扱っている実銃はもちろん正規ルートで許可を取って輸入しているのです。 海外の通販サイトで買い物をするときに一番注意することはこれに引っかからないか、に尽きます。
2.頼んだ商品が正しく配達されるか
他の国はわかりませんが、アメリカ人は達筆(笑)です。正しい住所が記載されず、配達されないことが時々起こりえます。
3.頼んだ商品がただしいものか
頼んだ商品の色、サイズ、左右の違い、型番、なんてハッキリ言って間違ってることが良くあります。荷物が届いたらよく確かめましょう。
4.支払い時の外貨換算レートが不利にならないか(タダでさえクレジットカードの決算レートは高い)
クレジットカードを使って決済をするので、カード会社の手数料が上乗せされます。さらに最近は為替レートの変動が激しいので、オーダーしたときは円高でも決済時には円安なんて起こりえます。5%位は価格が上下すると思ってください。買ってお徳かはよく考えましょう。 国内の業者さんをよく探してもなければ海外通販です。
5.請求書に金額は正しいか
東洋人は暗算能力が優れているのでまずありませんが、アメリカからの通販では計算しくじって$10位多めに請求されたりします。 悪気はないと思いますが、インボイス(請求書類)の金額を確かめておきましょう。
後は送料ですね。早く欲しいからといって、国際宅急便のSpecialDeliverlyなんて指定しようものならとんでもない送料がかかります。 U.S.Postの航空便またはSALで十分です。
次回以降からは使ったことがあるお店を紹介していきます。
ホルスターを買おう 〜BladeTech編4〜
ホルスターを買おう 〜BladeTech編3〜
ホルスターを買おう 〜BladeTech編2〜
ホルスターを買おう 〜BladeTech編1〜
ホルスターを買おう 〜CRSpeed編2〜
ホルスターを買おう 〜CRSpeed編1〜
ホルスターを買おう 〜BladeTech編3〜
ホルスターを買おう 〜BladeTech編2〜
ホルスターを買おう 〜BladeTech編1〜
ホルスターを買おう 〜CRSpeed編2〜
ホルスターを買おう 〜CRSpeed編1〜
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はじめまして。
グリップやサイトは違法ではないと思われます。もし違法だとすれば、国内トイガンメーカーが強化プラスチックを使って成型した、実銃用と同寸法で転用可能なグリップも違法になってしまう恐れがあるからです。
銃刀法や施行令には何を以って実銃部品とするかは規定されていませんが、実際の法運用での根拠となる達や通達には部品単位での違法性の有無が規定されているはずです。
上記については私がガンパーツを輸入する際、税関員とのやり取りから推測したもので、きちんと調べた訳ではありませんのではっきりしたことが申し上げられず、申し訳ありません。
それと、店にもよりますがアメリカ人の字の汚さや、代金のさりげないちょろまかしは同意です(^^ ebayのアメリカからの出品者に、手数料を多く取ろうとする方が多いですし。
長文、推測の域を出ないコメントになってしまい失礼いたしました。
すみません、なぜ銃刀法を持ち出したのか記入が漏れていました。税関での審査は公安の管轄であり、国内法に準じたものであるからです。
leeさま、
コメントありがとうございます。 おそらくご指摘のパーツは○SCのSTIのことだと思いますが、実銃用の型を使って強度を落としたものをトイパーツとし輸入した、聞いています。推測ですが、法的な手続きもとっているのではないかともいます(推測でスミマセン)。
ホントの所、グレーなのでよく判らないところではありますので、危ないものには近づかない、の意味で書かせていただいております。
因みにグリップは某ショップの方が役所に書類を出して輸入していると伺っております。
eBayの手数料の件、激しく同意です。何度も交渉してうんざりしたことがあります。